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『誰がために鐘は鳴る』(たがためにかねはなる)は、1990年6月21日に発表された日本のミュージシャン、浜田省吾のアルバムである。 == 概要 == 前作『FATHER'S SON』から2年振りとなるオリジナル・アルバムで、浜田にとって1990年代最初のアルバムである。浜田自身はこのアルバムについて「一人前になりかけている。“俺の音楽を聴いてくれ”とちゃんと言えるアルバムになった」と語っている。極力シンセサイザーなどの機械に頼らず、ミュージシャンのテクニックのみで制作された。アルバム全体のアレンジはキーボードの梁邦彦が担当した。 タイトルは作家のヘミングウェイの作品名から取られている(浜田の作品にはアメリカの作家の作品名を引用するケースが多い)。そのヘミングウェイの姿は冒頭のナンバー「MY OLD 50'S GUITAR」にも引用されている。 それまでのアルバムとは違い、特にコンセプトというものは設定されていないが、精神的にダウンしていた状態を乗り越えて制作された作品だけに、「生と死」や「救済」というテーマが滲み出ている。特に最終トラック「夏の終り」は明らかに引退を匂わせる内容であり、ファンからも不安の声が囁かれた。 アルバム発売に先駆けてのシングル・カットもタイアップも行われなかったが、オリコン最高2位を記録し、最終的に50万枚以上を売り上げた。 1999年にリミックス、リマスタリングされ再発された。その際、ジャケットに表記されたタイトルが日本語から英語(WHO WHOM THE BELL TOLLS)に変更されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「誰がために鐘は鳴る (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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